EAを停止した方が良い時はどんな時?
上記はゴールドの月足です。歴史上の最高値を目指す動きであることが伺えますね。今の価格帯は過去に3回上髭をつけており、もう一度試しているので、上抜けていった場合は長期的にも大きく上昇していく可能性が高まります。
特に、大きな上昇が起きやすいのは月末月初、重要な経済指標や戦争などが起きた場合です。具体的には今回のように米長期金利が低下した時は金利の付かない資産である金が変われやすい傾向にあり、戦争ではロシアだったりイスラエルだったり、大きなニュースがあった場合は株価の暴落を恐れる動きになるため、価値が下がらない「有事の金買い」ということになります。
このようなファンダメンタルズの影響と、テクニカルと言われるいわゆる値動きの関係は密接に関わっているので、どちらか1つでも知識をつけておくと、大体の価格予測はできる様になります。例えば日足で連続して上がり続けているような場合にはさらに進むのではないかと、予測を立てる事もできます。
あまり詳しくなくてもSNSなどでちょこっとニュースなど情報を入れておくだけでも、大きな情報なら目につきやすいため、事前に危なそうな相場の時は稼働を停止することが出来ます。
例えば上記の経済指標カレンダーを見て、アメリカの経済指標はドル円だけでなく、ユーロドル、ゴールドなども大きく動きますので必ずチェックしておきましょう。特にアメリカの経済指標で重要度の星が4つ、5つは注意しておいた方が良いと言えるでしょう。
特にEAが苦手な動きは一方通行な動き、戻りがなく上がり続けるようなところです。急激な上昇があっても一過性のもので、すぐに戻すような動きがあればEAが判断して利確してくれる場合が多いですが、上がり続けられると当然含み益にならないので利確も出来ないという事になります。
重要指標の前後など、大きく下落(上昇)した後などは戻しの動きになりやすいため、ある程度戻した後から稼働させるなどすると良いでしょう。
まとめると
- 月末月初
- 重要な経済指標
- 大きな下落後の戻しが予測される時
- テクニカル上大きな値動きが予測される場合(高値安値付近や上昇を続けている場合など)
- 戦争など大きなニュースがある時
こういった時には特に気をつけておくと良いでしょう。中々仕事などで忙しいという方は、ロットを少なめ、資金は多めにしておく事で完全放置でも耐えられる可能性は高くなるでしょう。